こんにちは、とまとです!
お肌の曲がり角は一般的に25歳前後から始まると言われています。
今回は25歳になって実際に体験した変化と対処法をご紹介していきます。
もともと、どんな化粧品を使っても荒れることはない丈夫な肌質でした。しかし、25歳になる手前から強い肌に異変が!春先のことでした。
実際に起きた症状
・乾燥がひどくて化粧水、保湿クリームが痛い
・洗顔を使って洗えなくなった
・水洗いでもヒリヒリ
・洗顔直後でもカサついている※しっとり感なんて皆無
・空気に触れるだけで痛い
この時はとても酷く、生きているのが辛かった記憶があります。もちろん、皮膚科にも行ってアレルギー検査もしましたが、アレルギー反応は出ませんでした。先生曰く、花粉が舞う季節だったので「花粉で乾燥してしまったのかな?」とのこと。
その後、ステロイドを貰って一時的には良くなりましたが根本から解決した訳ではないので、塗らなくなったらまた同じことでした。
これほど顕著に曲がり角に突入してしまった私は対処法もわからず、ステロイドに頼りたくない精神でひたすらニベアや軟膏を塗っていました。
「とりあえず油分でフタをしよう!(でも、常に顔に違和感があってツッパリ感がある。)」という感じです…。
どうにかしないと、生活にも影響が出てくるレベルでした。
当時は途方にくれていましたが、今ではこの肌質と上手に付き合っています。きっと、私のような人は少なくないはずです。少しでも参考なれば嬉しいので、肌荒れの原因と自分に合うケア方法の探し方を紹介します。
肌の仕組み
私たちの肌は皮脂膜という膜に覆われています。その下は3層(表皮・真皮・皮下組織)に分かれています。
1層目:表皮
3層の中でも外側に近い表皮は角質層とその他に分類できます。角質層は厚さは0.2mm程ですが外的な刺激から肌を守り、体内の水分を保持するための天然保湿因子(NMF)やセラミド等が含まれており、乾燥と深い関係があります。
2層目:真皮
表皮の下にある層。皮膚の本体とも言える場所で、広く知られているヒアルロン酸、コラーゲンを含んでいます。
・ヒアルロン酸
ゼリー状の物質で水分を保ち、肌に弾力やハリを与えます。
・コラーゲン(膠原線維)
タンパク質の一種で真皮の約70%を占めており、弾力性や構造性を維持する需要な役割。
3層目:皮下組織
最も下にある組織で表皮と真皮を支えています。
難しい話はこの辺にしておきます。
さて、私は肌のどの層が衰えたのでしょうか?
1.バリアする皮脂膜が弱まった
2.表皮の水分保持力が弱まった
3.真皮の成分(ヒアルロン酸等)が少なくなった
答えは…全てです。(質問になっていません。)
わかるように解説していきます。
そもそもの原因となったのはお医者さんもおっしゃった"花粉"による外的刺激です。この刺激に肌を覆っている皮脂膜が対抗できず、表皮の水分保持力も弱まっていたことで乾燥が進んでいきました。そして、皮膚の本体であると言われている真皮まで刺激してしまいました。
全ての抵抗力が弱まり、究極に乾燥してしまったため、水も痛い、空気に触れるだけで痛い!という事態になったのです。ただ、見た目からは荒れているのかは判断できませんでした。触ったら驚くほどカサカサなのです。このことから完全に水分保持力が弱まっていることを示しています。水分といえば、肌の仕組みでお話しした所でいう表皮です。表皮には天然保湿因子(NMF)やセラミドが含まれているとお話ししました。では、それは一体なんぞや?と思われるので解説していきます。もしかしたら、セラミド成分配合!とかどこかで目にしたことある人もいるかとしれません。私はこんな症状になるまで全く知りませんでした。
セラミドとは!?
角層細胞どうしのすき間を満たし、細胞どうしや水分をつなぎとめているのが、肌の必須成分「セラミド」です。
充分な「セラミド」で満たされた肌は、バリア機能の働きが高く、外部刺激で肌荒れしにくい状態です。肌表面も、潤ってキメが整っています。
「セラミド」が不足すると、角層のバリア機能が充分に働きません。
乾燥など外部刺激で肌荒れしやすい、いわばスキだらけの状態に…。
肌表面も、荒れやカサつきをくり返しやすくなってしまいます。
まさに、私の症状はセラミド不足であるとわかります。先ほどお話ししたように、皮膚科に行っても一時的に改善するステロイドしかもらえなかったので自力で治そうとスキンケアの見直しをしました。何百種類ものスキンケア用品がある中で、セラミド成分を多く含む商品に的を絞り、実際に1週間間隔で試した結果を次回ご紹介していきます!