こんにちは、とまとです!
今回は、歯科矯正のお話です。歯科矯正をしてよかった点・後悔した点を含め共有していきます。
矯正を始めようか迷っている人、矯正を初めて間もない人に読んでほしい記事です。
- 歯科矯正とは
- 矯正を始めた理由
- 矯正歯科の選び方
- 複数の病院を比較すべき
- 矯正について下調べしてから初診に行くべき
- 治療の流れ
- ワイヤー矯正のメリット
- ワイヤー矯正のデメリット
- 矯正ワックスとは
- まとめ
歯科矯正とは
悪い歯ならびや噛み合わせを、きちんと噛み合うようにして、きれいな歯ならびにする歯科治療です。しかし、きれ いな歯ならびにするために、歯を削って「差し歯」にすることは、基本的にはありません。矯正装置を通じて、歯やアゴの骨に力をかけてゆっくりと動かして、歯ならびと噛み合わせを治していきます。歯がふぞろいだったり、上下の アゴの歯ならびがお互いにちゃんと噛み合わない状態を、専門的には「不正咬合」といいます。
引用元:日本歯科矯正学会
不正咬合をそのままにしておくと、食べ物が食べ辛かったり、歯の一部分だけに負担がかかったり、発音に悪影響を及ばしたりと他にも様々な弊害がでてきます。
矯正を始めた理由
私が矯正を始めたのは20代後半です。きっかけは写真に写った歯並びを見てボコボコだなと感じたことです。さらに、歯医者さんの定期健診で前歯がかみ合っていない、奥歯だけでモノを噛んでいる状態だと言われたことです。
確かに、前歯はかみ合っておらず機能していない状態でした。歯医者さんで言われるまで気が付きませんでしたが・・・。
奥歯の負担が大きいため、将来ひびが入ったり、割れる可能性も高くなると伝えられた時は衝撃でした。割れることはめったにないし、女性だと食いしばる力で割れることはほぼないから心配しなくてもいいかなーと言われましたが心配ですよね。
歯は一生ものだしね。治せるものなら治したい!
ということで歯科矯正をしよう。と決意しました。
矯正歯科の選び方
日本歯科矯正学会が発表している「認定医・臨床指導医名簿」をもとに矯正歯科を選びました。
認定医・臨床指導医(旧専門医)とは、矯正治療に関して適切かつ十分な学識を経験を有するもののこととしています。
(日本矯正学会 http://www.jos.gr.jp/roster/ より)
地域ごとに分けられているので、探しやすいです。
私はこの認定医・臨床指導医の先生が開業されている医院を中心に選びました。ただ、気を付けなければいけないことは認定医・臨床指導医だから信頼できるというわけではありません。自身に合う合わないなど個人差もあります。
指標のひとつだと考えていただければと思います。
候補となる医院のHPのチェックもお忘れなく!治療事例や料金、診療時間や担当医の経歴等、大体のことはホームページでわかります。
私は治療事例が多く掲載されていることや、医師の人数もチェックしました。
大きな病院になればなるほど、医師は多くて回転率は良さそうですが腕にばらつきがあったり、希望していた医師にならなかったりする可能性も高くなります。
基本情報を確認したら次は口コミをチェック。その病院をSNSで検索し、口コミの情報があれば確認していました。
(あくまで、口コミですので鵜呑みにはしません)
複数の病院を比較すべき
多くの医院は無料の初診を行っています。初回のみですので、それ以降は治療を開始してもしなくても検査等の料金は発生します。(医院によって異なるので要確認。)
私は2件候補がありましたので、両方行くべきでしたが、1件目の医院に初診相談の際に決めてしまったので、比較することができませんでした。
後悔ポイントです・・・
矯正の知識が全くないため、先生が言うことがすべて正であると信じるしかありません。もちろん、歯科矯正に精通していることは間違いありませんが、素人の私としては本当に自分の歯をお任せしていいのか不安でした。
では、なぜ1件目で決めてしまったのか?というと、結婚式が半年後に迫っていたため時間がなかったからです。
下調べで候補として挙げた2件の矯正歯科はもちろん有名なところです。
ってことは、人気も高いのです。初診の予約もなかなか取れません。ですので、2件目は諦めました。
そして、1件目で先生に結婚式が半年後に迫っている話をしたら急がないと間に合わないと言われて慌てて契約しました。
結果から言うと、矯正はきれいに終わったので文句はありませんが、治療過程は不安でしかありませんでした。
先生がぶっきらぼうで丁寧な説明がなかったからです。
ぶっきらぼうだからと言って治療の腕が劣ることはありませんが、むしろ敏腕でしたが、終始不信感を抱きながら治療を受けていました。
もちろん、丁寧な説明をしてくれる先生がいいとは限りませんが、私の場合はきちんと理解して治療を進めていきたかったので、そういう先生を選ぶべきでした。
これから矯正を始めようとしている方にお伝えしたいことは、治療機関に余裕をもって計画してください。2~3年、もしくはそれ以上の治療期間を要する場合もあることを忘れないでください。
そして、自分が納得したうえで契約してください。少しでも不安要素を残したまま治療を開始することは自身にとっても先生にとってもいいことはありません!
不安要素はその場で解決することが大切ですね。
矯正について下調べしてから初診に行くべき
ある程度、矯正とは何か?ということを調べてから初診を受けることをおすすめします。矯正については各病院が独自のHPでわかりやすく説明してくれています。
矯正について無知なまま行ってもいいですが、ある程度の知識を入れてから診察を受けた方が疑問点や不安点を自身で把握しやすくなります。
治療の流れ
①初診相談(無料)
矯正についてメリットやデメリット等を説明、患者の要望等のヒヤリングです。ここでは検査はしないため、治療方法は確定しません。
②精密検査
初診とは別日に行います。精密検査は大体の医院では料金が発生します。まだ、治療は開始していません。あくまで、現状を把握して、治療方針を決めるための検査です。
検査内容は問診と診査、精密検査の口・顔のレントゲン写真です。
③診断
診査、精密検査の結果をもとに治療方針や料金を確定させて、治療を始めるかどうかを相談します。精密検査とは別日になります。
自分の骨格や歯並びが数値化されてデータで出てくるので面白いです。平均よりも顎が出ている・引っ込んでいるなどがわかります。
初診から治療を受けると決めるまでに3日は通います。
※医院によって必要日数は異なるので要確認です。1日でしてくれるところもあるみたいです。
検査を経て治療方針の決定
下記の矯正の種類の中で、私はワイヤー矯正を選択しました。
・ワイヤー矯正
歯の表面にブラケットを付けてワイヤーで固定。
・裏側矯正
歯の裏面に装置を付けてワイヤーで固定。
・マウスピース型矯正
透明のマウスピースをはめて矯正をおこなう。インビザライン等を用いた矯正方法。
個人的にはマウスピース矯正をしたかったのですが、ワイヤー矯正のほうが治療スピードが早くて、半年で前歯のデコボコをきれいにすることができるとのことでした。
マウスピース矯正では半年できれいにすることは難しいと伝えられました。
半年後に差し迫った結婚式を無視することができなかった私は、泣く泣くワイヤー矯正を選択。
のちにお話しますが、ワイヤー矯正のストレスは半端ないです。
もうひとつ、ワイヤー矯正にした理由は「開咬(オープンバイト)」だったこと。
マウスピース矯正よりワイヤー矯正のほうが適しているとのことでした。詳しくはわかりません。
こちらが治療前の歯です。デコボコしており、前歯の上下が離れています。もちろん前歯で食べ物は噛み切れません。
ワイヤー矯正治療をもう少し詳しく説明すると、ワイヤーを取り付けるためのブラケットを歯に専用接着剤で固定して、形状記憶のワイヤーをはめます。
ブラケットはずっと同じものを付けています。ワイヤーは治療が進むにつれて太くなっていきます。はじめはとても細いワイヤーです。少しずつ歯を動かしていくそうです。
ワイヤー矯正のメリット
・治療期間が短い
マウスピース矯正や裏側矯正に比べて短期間での治療が見込めます。(個人差あり)
※これが最大のメリット
・裏側矯正よりは口内が傷つかない
ワイヤー矯正のデメリット
・口内を傷つけてしまいがち
ワイヤーが原因だったり、ブラケットが悪さをしていたりと様々です。
・目立つ
笑ったときはもちろん、口をつむっていてもブラケットの厚みで口元に違和感が生まれます。
・食事がストレス
食べ物が装置に詰まってしまい、気持ち悪いです。人目も気になります。
・歯磨きが難しいうえに汚れがたまりやすい
歯ブラシを3種類、歯間ブラシ、糸ようじを駆使していました。時間がかかります。
口内炎ができてしまったら「矯正ワックス」
どうしてもブラケットやワイヤーで口内が傷つくことがあります。
そんな時、矯正装置に取り付けて口内を保護する「矯正ワックス」というものが役立ちます。
私はこの矯正ワックスに助けられました。
矯正ワックスとは
矯正装置から口内を保護するための粘土のようなものです。矯正をしているとどうしてもワイヤーやブラケットの一部が口内を刺激して口内炎になったり、出血することがあります。
矯正は常についていますので、傷口を常に攻撃し続けます。そこで、痛みをガードし傷口を保護するために、矯正ワックスを装置に付けます。
矯正ワックスは使い捨てで、食事の際は使えません。
使用方法
口内は綺麗な状態にしておいてください。虫歯のもとになります。また、取り付ける部分の水分をなるべく取ってください。ワックスが付きやすくなります。
適量をちぎって丸める。
痛みの原因となっている箇所へ張り付ける。(密着させる)
終了
口内炎がある時、傷がある時は矯正ワックスがないと非常につらいです。
病院でももらえますし、ネット通販でも購入できます。私は病院でもらいましたが使いすぎて次の治療までになくなりました。
なので、ネット通販で購入しました。病院でもらったものと特に異なる点はなかったです。
まとめ
今回は矯正医院を決めるにあたりポイントとなることを中心に、医院選びで後悔したことや治療を開始するまでの流れをお話しました。今後はおすすめの歯ブラシや治療の経過写真を公開していきますので、矯正をしている方、矯正をしたい方はぜひご覧ください。